■どんな場面や状況でかんしゃくにつながるか把握しておく。
たとえば、失敗が続いた時、本人の能力に対して課題が多いとき、勝ち負けのある場面、急がされる時、想定害の変更、など。想定出来る場面の時は事前の予告や交渉をする。
例)早くゲームがしたいのに、宿題が多い
子『今日はどうしてもやりたいゲームがあるんだ。でも宿題が終わりそうにないんだよね。』
保護者『今日は、どうしてもやりたいだ事があるんだね(共感)。手伝って欲しいところは言ってね、手伝うよ』
注)手伝うと言っても親がやるのではなく、見守り、勇気付け、誉めて誘導する
■癇癪が起きるパターンを親が覚えておき、起きそうなときは「イライラしてる?」「嫌な気持ちなのかな?」など、気持ちを代弁してあげることで言葉に換える作用を促す。
■疲れているときはとにかくゆっくり休ませてあまり急かさないようにし、未然に防ぐようにしている。片付けや宿題などやるべきことも量を調整したり、「疲れてるみたいだから、今日は特別やらなくていいよ。」と間引くようにすることで、「親は自分のことをわかってくれている」という安心感につながり、気持ちが安定していった。